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国際通信社の出版物・雑誌などのコメントです
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先日、新聞を何気なく見ていました。そして、1つの記事に目が止まったのです。

「新生児ICU満床状態」というタイトルでその記事は載っていました。
ある新聞社が重症の妊産婦や新生児の緊急治療にあたる全国の総合周産期母子医療センターに対し
治療体制などについてアンケートを行ったそうです。
早産期などを受け入れる新生児集中治療室(NICU)の今年4月~9月の平均稼働率は93.7パーセント
で「ほぼ100パーセント」「100パーセント以上」と答えた施設も20施設にのぼったそうです。
この「NICU」について、以前に雑誌「現代画報」で取り上げられていたと記憶しています。

調査は10月に全国のセンター77箇所に行い、64施設から回答を得たそうです。
1施設あたりの平均病床数(13床)からみると空き病床数は0.8床程度しかないことになるそうです。
この数字を見ると、緊急入院を受け入れる余裕がないことが理解できます。

出産というのは、「無事出産」という言葉をよく耳にしますがこの「無事出産」が当たり前では
ないように私は思うのです。1つの命をこの世に生み出すのには、多くの難関というのでしょうか、
そういったものを通って赤ちゃんは生まれてくるのです。途中、何かトラブルがあれば医者に頼る
しかないわけですが、その何かあったときに受け入れが厳しい状態では安心して子供を産むことが
できないのではないでしょうか。
現在、ドラマでも産婦人科をテーマにしたものが放送されているようなのですが、命を生み出す
産婦人科の医師というのは休暇もなく、休憩もできず、睡眠もまともにとれないという過酷な状況
であるようです。

「少子化対策」という言葉をよく耳にするのですが、「少子化対策」の中にもやはり安心して子供
が産める状況、そして何かトラブルがあったときには必ず受け入れてもらえる環境が必要なのでは
ないかと私は思うのです。
大変な思いをしてでも我が子を自分で抱けるというのは、親にとって感動以上のものがあるので
はないでしょうか。小さな体で頑張る我が子の姿を見る親の気持ち、理解できますでしょうか。



現代画報社
報道ニッポン
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