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民主党では代表戦の話題が盛り上がっていますが、政 府としては、今進行して
いる円高や株価の低下に対する対応を早急にとってもらいたいと思っています。
最近ですが、政府も追加経済対策の基本方 針をまとめたという報道を見まし
た。急激な円高や景気の下ぶれリスクに対して、ようやく動きがとれたという印
象です。国際ジャーナルでも、こ れからの政府の景気対策の動向については、
継続的な追跡を行ってもらいたいところです。それにしても、政府の対応の遅れ
は歴然としているので はないでしょうか。例えば、円の急騰は8月上旬の米国
の金融緩和がきっかけとなっています。これが何もしない内に、円相場は15年
ぶりに一時 1ドル=83円台まで急騰しています。それに加えて株価も一時
9000円台を割り込んだという状況になっています。このような対応では、ス
ピード感がなさすぎます。市場が、政府と日銀の手ぬるい対応にあきれていると
いう感じがあります。急激な円高株安には、臨機応変に取り組むこ とが求めら
れるのではないでしょうか。さらには政府と日銀の緊密な連携もなくてはならな
いものです。これからの対策については、市場の後手に ならないように、もっ
と積極的に行ってもらいたいところですね。
報道ニッポン
現代画報社
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